こんにちは!
ファスト映画がSNSを中心に話題になっていますね。
1本の映画を無断で10分程度にまとめてストーリーのネタバレをする動画とのことですが、
どのような問題があるのか気になります。
そこで今回は、ファスト映画について、
そもそもファスト映画って何?
YouTubeにある映画まとめ解説動画も著作権の問題がある?
法的措置の可能性は?
などを調べていきたいと思います!
この記事の目次
ファスト映画とは?

ファスト映画というものは一体どんなものをさすのでしょうか。
冒頭にも書きましたが、
1本の映画を10分程度の動画にまとめ、ストーリーのあらすじなどを字幕付きでネタバレする動画のことファスト映画と言います。
すぐに手軽に見ることができることで、ファスト映画と名付けられたのでしょう。
そして、YouTubeでこのような動画の投稿が急増しているようで、
1年間だけで約2100本のファスト映画の動画が投稿されているようです。
個人的には、ファスト映画を見て何が面白いんだろうと感じてしまいますが、
最近の若い世代は、YouTubeなどの動画で”見たい場面だけを見る”ということが普通になっているので、1本の映画を見るということがちょっと苦痛なのかもしれません。
そのために、こういったファスト映画と言われるものが再生数を稼ぎ、
収益化しやすいということで、ファスト映画の投稿数が多いのかもしれませんね。
なかには、ひと月で数百万円の広告収入を得ている可能性があるアカウントもあるようですよ・・・。
映画を制作した側からすれば、ファスト映画でその映画が見られなくなる可能性が出てくるので、その被害はかなり大きいと思います。
YouTubeにある映画まとめ解説動画に著作権の問題は?

今回、話題になっているのはファスト映画の著作権の問題ですよね。
調べてみると、ファスト映画のように違法性を問われる可能性があるものと、著作権法上の問題にならないものがあるようです。
著作権の問題があるファスト映画とは?
著作権の問題があり法律に違反していると考えられるファスト映画は、
- かなり多くの映像や文字を使い、映画のストーリーが明らかになるもの
- 動画内のほぼすべての映像や静止画が無断で使用されているもの
が、法律に違反している可能性があるようです。
なので、YouTubeに投稿されている『映画の映像や静止画を利用して、ストーリーをネタバレしている動画』は、著作権に違反している可能性があります。
また、ファスト映画の再生数を見ると収益が出ていることは間違いないので、
この点も著作権の問題に大きく関わってくるでしょう。
著作権の問題がないものは?
著作権の問題がないファスト映画は、ファスト映画とは言わないかもしれませんが笑
- 文化庁は、2~3行程度のごく短い内容紹介、キャッチコピー程度で映画のストーリーをインターネットに公開する場合は問題がない
- 映画の感想などを紹介するために、映像や静止画を一部で従属的に使用する場合も問題がない
と言われています。
ちょっと線引きが難しいですが、
映画の予告動画を利用して、感想や論評を書くくらいならば問題はなさそうですね。
ファスト映画の法的措置の可能性は?
ファスト映画は、著作権を侵害している可能性があること、収益があること、あげようとしていることなどから今後、法的措置が取られる可能性はかなり高いと思います。
映画会社や興行会社が苦しい状況の中で、他人の作品を勝手にまとめてファスト映画を作り、
広告収入で大きな利益を出しているのは、普通に考えたらかなり問題がありますよね。
ファスト映画を投稿しているチャンネルも増え続けているようですし、
映画会社や興行会社は見逃せない問題だと思います。
今回のこのような動きを受けて、
YouTubeでもファスト映画の投稿に厳しい規制が行われるかもしれません。
ファスト映画の投稿者側は軽い気持ち(簡単に収益化が望める?)で始めたかもしれませんが、
もしかしたら大きな代償を払うことになるかもしれませんね。
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まとめ
ファスト映画が話題になっていますね。
個人的には、ファスト映画を見て何が面白いんだろうという感じですが、
時間がない方、結末だけを知りたい方には需要があるのかもしれません。
しかし、著作権の問題があることは間違いないので、
今後、規制などが行われていく可能性は高そうですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます!それではまた!